気候変動

地球環境

石油・ガス企業が気候変動の課題に積極的に取り組むことは矛盾していると考える方もいるでしょう。しかし、当社の考えは異なります。

とりわけ私たちは、世界有数のエネルギー企業として、全体的なソリューションに効果的に貢献するための資質を備えています。

そして、地球の平均気温上昇を2℃以内に抑えるというパリ協定の目標を支持します。

世界のエネルギー需要を満たしながら、気候変動への取り組みとしてエミッションを削減することは、今世紀の唯一最大の課題であり続けています。

当社の気候変動への取り組みをご紹介しましょう。

温室効果ガス排出の管理

アラムコは、国際石油企業の中で、最低レベルの上流での炭素強度を達成しています。

これは単に地質学的特徴が有利に働いたからではありません。長年にわたる油層管理と生産アプローチの成果でもあります。

炭素強度: 石油換算1バレルあたり(boe)の温室効果ガス二酸化炭素(CO2)換算排出量

10.5
上流事業炭素強度(kg-CO2e/boe)

また、事業活動や資産から排出される温室効果ガスの大気中への放出を防ぐため、先端技術に投資を行っています。

モビリティ・ジオステアリング、スマートコンプリートを備えたマルチラテラル油層、周辺ウォーターフラディング法などの技術はその一例で、炭素回収、利用、貯留技術も含まれます。

当社の温暖化ガス排出量管理プログラムには、直接排出(スコープ1)と間接排出(スコープ2)があります。

 

世界最大の在来型陸上油田ガワールで、中東における最先端の大規模CO2回収・再注入プロジェクトを実施しています。

フレアリングの削減

1980年以降、当社はかつてはフレアされていたガスを回収し、温室効果ガスの排出を大幅に回避してきました。

世界銀行のイニシアティブ「Zero Routine Flaring by 2030」へも参加しています。

私たちは、カーボンフットプリント削減を促進するため、資産の保全管理、エネルギー効率化、そして漏洩検知・修復プログラムを採用しています。

フレアリング強度: 石油換算1バレル生産あたりのフレアされたガス量(scf/boe)

5.95
フレアリング強度(scf/boe)

上流事業メタン強度:天然ガス販売量あたりの上流事業推計メタン排出量(パーセント)

0.06
上流事業メタン強度(%)

研究開発

当社は、研究・技術センターの世界的ネットワークを擁します。

その役割は、回収、発掘、多様化、サステナビリティという目標に向けた画期的な突破口をもたらすことです。

この革新的な任務は、石油生産、炭化水素エネルギー源の利用のいずれにおいても、エミッション削減を実現できる可能性を秘めています。

CO2を見つめなおす

私たちは、CO2から価値ある製品を生み出す技術を開発しています。

さらには、セメントなどの製品の有用な原料としてCO2を回収しています。非金属の建築資材における炭化水素の活用、また原油の化学品への直接転換も行っています。

連携する

当社は、石油・ガス気候変動イニシアチブ(OGCI)の創設メンバーです。それぞれの加盟企業は、パリ協定への支持を表明し、低炭素の未来に向けた世界規模の方向性を積極的に形作るために取り組んでいます。

世界が必要とするエネルギーを供給する一方で、温室効果ガスの排出量削減にも寄与する私たちの想いは、OGCI創設メンバーであることに示されています。

10億ドル以上
OGCIの気候変動関連の投資は10億ドルを超え、石油・ガス、そして産業・商業輸送における脱炭素化を加速しています。
年間70億ドル
OGCI加盟企業全体で、低炭素型ソリューションに年間70億ドル以上を投資しています。