サウジアラムコは、グループ会社SABICと共同で、画期的な「原油からの化学品直接製造」技術の実用化に取り組み、世界の石油化学産業で際立った存在となりました。
当社のC2C(原油からの化学品直接製造)技術により、いくつかの従来型製造プロセスを除去または合理化することで、コスト競争力のある化学品を製造し、同時に、石油の使用に伴う二酸化炭素排出量を削減します。
化学の世界に身を置かない方々には、このプログラムの目的、つまり「原油を化学品に直接かつ最適に変換すること」が比較的単純なものに聞こえるでしょう。しかし、化学エンジニアや化学者は、この一見簡単な提案の裏にある現実を知っています。そして、ダーランのR&D(研究開発)センターでは、科学者たちが新たな分野を開拓しよう決意しています。