自社開発技術

技術開発

当社は、顧客に提供する製品と輸送の生産性・効率性を継続的に高める、様々なソリューションの自社開発を進めています。

エンジニア企業として、当社には不可能を可能にするという精神が培われています。当社はその事業において、より高い安全性、効率性、環境パフォーマンスを追求し続けます。探鉱から生産にいたるまで、新しく画期的なソリューションを定期的に自社開発し、顧客ニーズに確実かつサステナブルな方法で応えます。

浅海域検査・監視ロボット(SWIM-R)

浅海域検査・監視ロボット

設計から開発、テストまでをわずか2年足らずでクリアした当社の浅海域検査・監視ロボット(SWIM-R)は、パイプライン検査のより迅速、安全、かつ効率的な実施を可能にしました。
 
このロボットは、従来の潜水支援作業船では困難な、浅海域での遠隔操作水中点検作業を行うことができます。SWIM-Rは、陸地や低コストのゴムボートから操作可能で、さらに潜水員の4倍のスピードで作業を終えるため、検査にかかる時間とコストを削減できます。
 
この技術はアブドラ王立科学技術大学(KAUST)研究センターで開発され、7つの特許を取得しています。

 

サウジアラムコ検査ロボット

自立型で無線操作が可能なSAIRは、どのような曲面でも金属部分を移動して優れた操作性、機動性を発揮します。

当社が開発したサウジアラムコ検査ロボット(SAIR)は、磁気ロボットクローラで、人が容易に立ち入れない空間の金属表面を移動し、目視検査や超音波厚さ測定、ガス検知などを行います。このロボットは、起こりうる危険を減らし、検査時間も短縮します。また、検査のため球形のタンクに設置される足場などのコストも削減できます。
 

 

 
サウジアラムコ検査ロボット(SAIR)
粉塵除去ロボット

粉塵除去ロボット

ソーラーパネルの清掃は長い間手作業で行われていましたが、当社の研究開発センターとKAUSTが開発した新技術によって、ロボットによるパネル清掃が可能になり、さらに太陽光の集光効率の低下も解消しました。
 
ソーラーパネルの表面に粉塵が蓄積すると、太陽電池の発電効率は大幅に低下します。収益性、生産性を最大化するには、パネル表面に付着した粉塵や汚れをパネルを損傷することなく除去し、さらにその作業に大量の水を浪費することも避けなければなりません。
 
当社のロボット式ドライクリーニング技術は、設定したスケジュール、または操作指示に従って全自動で稼働します。この技術は経済的で耐久性も高く、サウジアラビアのような雨の少ない乾燥気候でも安定性を維持します。
 
国内外での太陽光発電の大規模展開に向け、この全自動清掃ロボット技術の収益可能性を最大化できる日はすぐそこです。

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アラムコの研究開発センターが手掛けた検査ロボットクローラ