絶え間なく動く世界に、どのようにエネルギーを届けるのか?

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世界にエネルギーを供給

85年以上にわたり、アラムコが業務上の理由でお客様への配送を果たせなかったことは一度もありません。この驚くべき一貫性と信頼性を支える主な要素のひとつが、Oil Supply Planning and Schedulingシステム(OSPAS)です。このシステムにより、供給ネットワークのあらゆる部分が年間を通じて24時間途切れることなく極めてスムーズに機能することを保証します。


井戸元から世界中への配達まで

当社には、広大な地域にまたがる炭化水素オペレーションと製品の広範なポートフォリオがあります。当社の石油ネットワークは単独で日量平均最大1,200万バレル(bpd)の持続可能な生産能力を備えており、すべてが途切れることなく機能するように保証することは、極めて複雑な計画およびスケジューリング上の課題です。そこで登場するのがOSPASです。

従業員とテクノロジーパートナーとの長年にわたる協力の結果、OSPASは石油ネットワーク、ガス・NGLネットワーク、精製・供給システム、そしてターミナルネットワーク全体に広がっています。サプライチェーンの各部分をリアルタイムで可視化することで、適切に生産量を最大化し、油田操業を管理し、配送スケジュールを設定できます。


石油の一滴一滴に隠されたデータ

データはOSPASの生命線です。60,000を超える最先端の遠隔端末装置が、リアルタイムで各施設からの測定値を収集し、その後何百もの通信回線を中継してサーバーにデータを送ります。データはそこからオペレーションセンターへと転送されます。エンジニアたちは全長67メートルのデジタルスクリーン上で、会社の生産活動のあらゆる側面を即座に確認できます。

このデータは圧倒的なサイズ、規模、複雑さを誇っています。95%が自動化され、温度と気圧の測定値からパイプラインの流量、全施設の操業パフォーマンスまで、すべてが網羅されています。

サウジアラビア、ダーランの本社にあるOSPASオペレーションセンター内部。

需要と供給の均衡を確保

当社では、上質な炭化水素製品を確実かつ責任を持ってお客様にお届けできるように尽力しています。サプライチェーンが複雑かつ連動しているため、ある施設のパフォーマンスがネットワークの他の部分に連鎖反応を引き起こします。そのためOSPASチームが人間の知恵と最新のテクノロジーを組み合わせて、プロセスのあらゆる段階で供給を最適化しています。

現地と世界の両市場における需要のレベルをチームが絶えず監視し、それに基づいて包括的な供給計画を策定して各施設における生産目標を通知します。製品1つ1つの生産レベルが過剰でも過小でもなく、お客様への効率的なお届けの継続が保証されるとともに収益が最大化されます。

中枢部

 OSPASは短期と長期両方の緊急時対応策を組み合わせています。短期的には、エンジニアと専門家から成るチームがあらゆる不測の事態や緊急事態に迅速に対処します。そのため、施設内の異常が見つかった場合、チームが速やかに対応し、操業や供給に支障をきたさないようにできます。

未来の計画に関しては、石油、ガス、石油製品全体の需給バランスを分析して高度なモデルを開発するとともに、次の20年間の生産に向けた長期的な提言を行います。


無限の可能性

OSPASの精度と効率を高めるために、新たなテクノロジーに絶えず注目しています。機械学習や高度な分析や人工知能を導入し、数年先の製品の需要をより適切に見通せる予測モデルを構築することもその1つです。

また、現在の範囲を越えてOSPASを拡張し、いくつかのダウンストリームパートナーと統合して、化学サプライチェーン全体を監視・可視化することもできます。

リアルタイムのデータフィードは始まりにすぎません