子供を対象としたワークショップ開催

「学びのフェス」のAAJのブースでは、AAJのサード・アルカティーブ(右奥)と中村有吾(左)が教師となり、石油の重要性とサウジアラビアの文化について子供たちに教えました。

春休み期間中、科学技術館(東京、竹橋)で開催された「学びのフェス 2017 春」に、2,000名を超える子供たちとその保護者が参加しました。

この年2回のイベントは、国内有数の新聞社の1つである毎日新聞社が主催しています。この企画では、様々な遊びと教育のイベントを開催し、「科学実験」、「CEOになる」、「お金の管理」、「フェリー操縦」、「料理」など多彩なテーマで、子どもたちに貴重な学びの場を提供しています。

アラムコ・アジア・ジャパン(AAJ)は、サウジアラムコのCSR(企業の社会的責任)イニシアティブの一環として、他の企業34社とともに、この1日限りの教育イベントに出展しました。

AAJのブースでは、「日常生活での石油の重要性」や「サウジアラビアの文化と人々の紹介」といったテーマを取り上げ、特別に用意した「サウジアラビアと石油のひみつ!」と銘打った交流プログラムを実施し、多くの参加者が集まりました。このプログラムは、プレゼンテーションとゲーム形式のクイズからなり、石油が人々の生活をどのように変えたのかという石油の歴史やサウジアラビア、日本の両国間の違いと類似点等について、子供たちとその保護者が学びました。

「アラビア語は世界で最も多く話されている言葉の1つだということを知り、とても驚きました。右から左に書くというのが独特だと思います」と、一人の子供が、楽しそうに、そしてワクワクした様子で話してくれました。「自分の名前をアラビア語で書いた時、一筆一筆がとても面白かったです」

サウジアラビアを身近に感じる一日

参加した子供たちは皆、日本の服とは非常に違う、珍しいサウジアラビアの衣装を身に着けた時、興奮した様子で喜びを顔いっぱいに表していました。石油とサウジアラビアについて学んだ後は、アラビア語の挨拶を学び、自分の名前をアラビア語で書くという体験学習を行いました。AAJのサード・アルカティーブが1日教師となって、アラビア語の挨拶や文字の書き方を教え、その様子を保護者たちが熱心に見守りました。

「驚いたのは、1回お手本を見せただけなのに、子供たちが席に戻ってすぐに自分の名前を書いたことです。とても上手に書けていました。でもけっして不思議なことではありません。日本の子供たちは、誰かに教えてもらう時にしっかり話を聞く文化の中で育っているのですから。実際、子供たちは私の話をしっかりと聞いてくれました」と、アルカティーブは笑顔で語りました。

このクリエイティブな教育フェスティバルは、子供とその家族にとって、春休みの思い出に残る楽しい体験ができる場となりました。