
カーボンマネジメント
エネルギーは、人類の発展を実現するうえで欠かせない要素です。現代社会は、人類の進化と経済発展を前進させると同時に、地球規模の気候変動問題に取り組むという大きな課題を抱えています。
低炭素社会への移行は複雑なプロセスとなるでしょう。
アラムコは自らが果たす役割として、CO₂の回収・隔離、CO₂排出量削減、エミッションの価値化に焦点を当て、分野をまたぐアプローチを通してカーボンマネジメントの革新的かつ費用対効果の高いソリューションを追求しています。
CO₂回収と石油増進回収
CO₂の回収と貯蔵は、世界全体の排出量を大幅に削減する可能性があると、当社は考えます。
CO₂回収・隔離は、発電所など大規模な発生源から、これまで廃棄物とされていたCO₂を回収、地層内に貯蔵し、大気中に放出させないプロセスです。
中東最大規模のCO₂回収・貯蔵プロジェクトにおいて、CO₂の回収、油層への注入、そして、そのプロセスで石油回収の増進が実現可能であることを日々証明しています。
ハウィヤガスプラントは、1日当たり4,000万標準立方フィートのCO₂を回収、処理する能力を備えています。
回収されたCO₂は、パイプラインで85km先のウスマニヤ油田まで送られ、油層に注入されます。CO₂は隔離されるだけでなく、油層内圧力の維持や、さらなる石油回収にも役立ちます。2015年にCO₂注入を開始して以来、油井4基における石油生産率は倍増しました。

このCO₂プロジェクトでの成果は、2016年、アブダビ国際石油展示会・会議(ADIPEC)において、優秀石油ガス・衛生・安全性・環境プロジェクト賞の授与という評価を受けました。
このCO₂回収・隔離の先進的な研究は、ダーランに拠点を置くEXPECアドバンスト・リサーチ・センターに率いられた、当社のカーボンマネジメント技術ロードマップの一つの要素に過ぎません。

輸送技術
明日の自動車部門から排出されるガスを削減する最大の機会のひとつは、革新的で効率的な内燃エンジン技術を今日開発することから生まれます。グローバル・リサーチ・センターを通じて、私たちは内燃エンジンのリエンジニアリングを行い、排出ガスを大幅に削減し、燃費を向上させることができる画期的な輸送技術を開発しています。
当社は、実績を基に、生産から最終消費者による使用に至るまでの炭化水素バリューチェーンのあらゆる場面で、CO₂排出量の削減を実現する新たな手法を積極的に探究しています。
自動車部門におけるCO₂排出量削減に向けた私たちの取り組みは、当社グローバルリサーチネットワークが手掛ける研究により証明されています。
世界中のドライバーが期待する性能を維持する一方、画期的な新型燃料との併用で、CO₂排出量を削減し、普通乗用車の効率性を向上させる可能性のある自動車技術の進歩に取り組んでいます。

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