サウジアラムコ、日本の被災地支援で表彰される

2011年の東日本大震災後に被災地を支援した団体を表彰する式典にて、サウジアラムコを代表して宮城県LPガス協会会長小埜寺 宏氏から感謝状を受け取るアラムコ・アジア・ジャパンのシニア マーケティング マネージャー、アリ アルマスード(右)

宮城県LPガス協会は先日、2011年の東日本大震災後に被災地を支援した団体に対し、感謝の意を表する式典を仙台にて開催しました。

「復興・感謝・飛翔・そして未来へ」と題された式典は、同協会の設立60周年記念と時を同じく開催されました。

サウジアラムコを代表し、特別ゲストとして式典に招待されたアラムコ・アジア・ジャパンは、サウジアラビア王国からの2千万ドルの災害支援基金をベースとした災害支援プログラムにおける役割と貢献に対し、感謝状を授与されました。

サウジアラムコは、式典で表彰された26団体の中で唯一の外国企業でした。当日の式典には、宮城県の村井嘉浩知事などの来賓をはじめ総勢240名以上が参加し、その様子は地元のテレビ局や新聞で報道されました。 

式典の中で、宮城県LPガス協会会長の小埜寺宏氏は、協会の歴史について説明した後、東日本大震災を追悼して、「東北の完全な復興を目指す人々に対する貴重な支援は、地域、企業、人々の暮らしの再建を後押ししてくれました。サウジアラムコ ー 岩谷産業 緊急災害時LPガス支援基金 (Saudi Aramco ー Iwatani LPG Emergency Relief Program) は、震災当時に仮設住宅に住むことを余儀なくされた人々から高く評価され、LPガス業界自体のイメージアップにも貢献しました」と述べ、緊急支援に対する深い感謝の意を表しました。 

アラムコ・アジア・ジャパンのマーケティング・サービス&ポートフォリオ・マネジメント部のシニア マーケティング マネージャーであるアリ アルマスードは、「被災した地域と人々を微力ながら支援できたことをうれしく思います」と述べました。 

マスードは、仮設住宅から引っ越すことができた住民が、未使用のLPガス無料券を基金に誠実に返還してくれたことに特に感銘を受けたというアリ I. アリナイミ石油鉱物資源相(当時)からのメッセージに触れ、これにより、被災地域25か所に緊急時の備蓄LPガス供給ステーションを設立するという日本の経済産業省との共同事業の第二段階を立ち上げることが可能になったと述べました。また、日本の目覚ましい復興を称え、日本の人々の誠実さに敬意を表す一方で、特に今回のような困難な時において、友人である日本に対するサウジアラビアの継続的なコミットメントを約束しました。