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アラムコは、ナシル K. アルナイミをアップストリーム事業のプレジデントに、モハメド Y. アルカターニをダウンストリーム事業のプレジデントに、それぞれ任命しました。両者はアラムコのエグゼクティブ・バイス・プレジデントとともに社長兼CEO直属となります。取締役会で承認されたこの新たな役職と人事は、2023年7月1日から有効となります。この二つの役職はそれぞれ、これまでのアップストリームおよびダウンストリーム担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントに代わるものとして創設されました。この人事は当社のグローバルポートフォリオとバリューチェーンを横断して、長期戦略の推進に寄与することでしょう。
アラムコの社長兼CEO、アミン・ナセルは次のように述べています。「今回の人事を発表できることを嬉しく思います。この人事は、世界のエネルギー需要に応えるべく変革を続けるアラムコが、事業のアップストリームとダウンストリームの構成要素を重視していることを示すものです。当社では、2050年までに自社で操業している全事業でスコープ1およびスコープ2の温室効果ガス排出実質ゼロを達成するという目標とともに、この決定がアップストリームの能力向上とダウンストリームの拡大を支え、業務および財務パフォーマンスの向上に寄与することを期待しています。引き続き、アラムコグループ全体で最適化と革新をさらに進める方法の発見に努めます。そして新たに創設されたこれらの役職が、目標の達成に役立つと私は確信しています」
アルナイミは2021年4月1日からアップストリーム担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントの任に当たっており、アルカターニは2020年9月13日からアラムコのダウンストリーム担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めてきました。二人の略歴はこちらのアラムコwebサイトでご覧いただけます。（リンク先は英文のみ）