アラムコとIBMがサウジアラビアにイノベーションハブ設立を計画

  • 循環型経済、素材の発掘、サステナビリティ、サプライチェーンや人工知能などの分野で石油・ガス業界が挑む数々の複雑な課題に、IBMの技術と専門知識を活かして取り組むためのサウジアラビアにおけるコラボレーションプロジェクト。

    アラムコとIBM(NYSE:IBM)は本日、サウジアラビアのリヤドにイノベーションハブを設立する戦略的コラボレーションの暫定計画を発表しました。このコラボレーションは、ハイブリッド型クラウド、AIや量子コンピュータといった先進技術の活用を通して循環型経済や材料科学、サプライチェーン、サステナビリティ、安全保障そしてデジタル化などに取り組み、サウジアラビアにおけるハイテク先導型の経済成長をサポートすることを目的とします。

    アラムコの技術サービス担当シニア・バイスプレジデントであるアハマド・アルサーディは次のように述べています。「アラムコのリーダーシップとIBMの優れた技術、研究開発力、そして深い専門知識を融合したこのコラボレーションにより、エネルギー業界全体に影響を与えるような可能性を持つ画期的な進歩を目指しています。このコラボレーションを通して、コンピューティングにおける未来の先端技術を駆使し、デジタルテクノロジーによる経済成長の促進と脱炭素化の実現を模索します。」

    世界屈指の総合エネルギー・化学企業であるアラムコは、サウジアラビアにおける持続可能で多様性に富んだ経済発展を支え、世界的な競争力を持つ同国の活発なエネルギー部門に貢献しています。

    IBM中東アフリカ(IBM Middle East and Africa)のゼネラルマネージャーであるサード・トマ(Saad Toma)氏は次のように語りました。「アラムコとの戦略的コラボレーションで私たちは、サウジアラビアの将来の一翼を担うという意識を高め、デジタル先行型経済に向けたビジョン2030に焦点を合わせていくことを目指します。このコラボレーションの狙いは、将来に向けこのビジョンを構築するために必要な知識と専門性を備えた現地の人材を育てることにあり、そこにIBMのテクノロジーと専門知識を投入します。」

    本計画の一環として、アラムコとIBMは、サステナビリティに関わる課題に技術を応用できそうな機会を特定するための協力をする予定です。その目的は、ハイブリッド型クラウド、AI、その他の新技術を活用した気候問題の緩和や適応のための解決策を模索する取り組みを加速し、サウジアラビア政府のサステナビリティ・ビジョンに沿った炭素の排出量削減をさらに進め、気候変動の影響に対応する企業の支援することにあります。

    またIBMとアラムコのコラボレーションには、サプライチェーン全体の可視性と透明性を高めるなど、サプライチェーンの効率性と回復力の課題に取り組むためのテクノロジーの適用機会の特定も計画に含まれています。

    現在計画中のイノベーションハブは、IBMのコンサルティング&テクノロジーの専門家とアラムコの専門家とが協働し、斬新で影響力の大きな技術大きな応用方法を見出し、機敏な反復アプローチを通して実現可能性を見極めたうえで、これらのイノベーションの推進を目指します。 このイノベーションハブでは、地域に先駆けてIBM Garage メソドロジー(企業のデジタルトランスフォーメーションを促進する統合プログラム)を採用し、アラムコや地域の参加企業と共にデジタルソリューションを共同制作、共同開発していく予定です。

    IBMには長年エネルギー業界と共に歩んできた実績があり、アラムコが初めてコンピューターを導入した1947年からサウジアラビアで活動しています。

    本日交わされた覚書は、両者が最終合意に達することを条件としています。


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