アラムコがサステナビリティ・レポートで示す、事業活動からのCO2排出量ネットゼロの目標実現に向けた次なるステップ

  • 2035年までに上流事業における炭素強度を2018年のベースラインに対して15%以上削減することが目標
  • 温室効果ガス排出量に関わる取り組みを通じて、2035年までに年間CO2換算5,000万トン超を削減または相殺することを目指す
  • 2035年までに年間CO2換算1,100万トンを回収・利用・貯留することが目標
  • 2030年までにブルー水素キャリアの一つである、ブルーアンモニアを年間1,100万トン生産し、脱炭素化が困難な産業部門での排出削減を支援することを目指す
  • 再生可能エネルギー投資を通じて、2035年までに年間12GWの太陽光と風力による発電を目指す

サウジアラビアン・オイル・カンパニー(以下「アラムコ」または「当社」)は本日、初めてのサステナビリティレポートを発表しました。このレポートでは、当社がいかに温室効果ガス排出への取り組みを推し進めながら、安全で信頼性が高く手頃な価格のエネルギーソリューションを提供する予定であるかを示します。

毎年の更新が予定されているこのレポートを通じて、2035年までに達成を目指す一連の中間目標と併せ、より広範なエネルギー転換を支援するアラムコの取り組みについて詳しくお伝えします。当社ではレポートの発表に先立ち、2050年までに自社で操業している全事業において、全体でスコープ1およびスコープ2の温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロを達成するという目標を発表しました。

アラムコは2035年までに、すでに業界屈指の低さである上流事業の炭素強度を、石油換算1バレル当たりのCO2換算(CO2e/boe)で10.2kgという2018年のベースラインから15%削減し、8.7kg CO2e/boeとすることを目指しています。

さらに、2035年までに上流部門と下流部門の両方で、自社で操業中の全事業におけるスコープ1とスコープ2のGHG純排出量を、追加の対策を取らなかった場合と比べてCO2eで年間5,000万トンを超える量の削減または緩和することを目指しています。

アラムコの社長兼CEOであるアミン・ナセルは次のように述べています。「私たちの目標は2050年までに事業活動からのCO2排出量ネットゼロを達成することです。サステナビリティ・レポートでは、安全で信頼性が高く手頃な価格のエネルギーに対する世界的需要増大に引き続き応えながら、より広範なエネルギー転換への貢献も目指す当社の姿勢を明らかにしています。現在、世界的なエネルギーと経済の不安定さを背景に長期的な投資を行っており、今後10年間、さらにはそれ以降も、さまざまな画期的技術を事業に取り込み続ける予定です。」

アラムコでは、GHG排出量の削減、再利用、リサイクル、除去に焦点を当てた循環型炭素経済の枠組みを活用しています。以下の手段を通じて、2035年までに排出の削減と緩和を達成することを目指しています。

  • 再生可能エネルギー投資:CO2eで年間1,400万トンの削減
  • CO2の回収・利用・貯留(CCUS)への投資:CO2eで年間1,100万トンの削減
  • エネルギー効率改善:CO2eで年間1,100万トンの削減
  • メタンとフレアリングの削減:CO2eで年間100万トンの削減
  • カーボン・オフセット:CO2eで年間1,600万トンの相殺

またレポートでは、当社がブルーアンモニアおよび水素事業の開発に注力し、2030年までに年間最大1,100万トンのブルーアンモニアを生産することを目指しており、高荷重輸送、暖房、産業用途など、脱炭素化が困難な産業部門での大幅な排出削減に貢献できる可能性があることも示しています。

レポートをまとめるにあたり、適切な基準および業績評価指標を明らかにするために、アラムコは150以上のESG(環境・社会・ガバナンス)課題を評価し、主要なステークホルダー対する相対的な重要性を明らかにしました。サステナビリティ・レポートでは、気候変動とエネルギー転換、安全な操業と人材育成、環境への影響の最小化、そして社会的価値の増大という4つの重点分野に焦点を当てています。

詳細はこちらをご覧ください(英語)

サステナビリティレポートのダウンロード サステナビリティ・データ

 


本件に関するお問い合わせ】

サウジアラムコ
コーポレート・コミュニケーション部(英語のみ)
Email: international.media@aramco.com


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