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共同プレスリリース
アラムコとstc(Saudi Telecom Company)は本日、世界トップ10の性能を誇るスーパーコンピューター「Dammam 7」の運用開始を発表しました。このスーパーコンピューターは、油・ガス田の探鉱と開発の双方における新たな機会創出や、当社のより適切な探鉱・投資判断を可能にします。これはアラムコのデジタル・トランスフォーメーション戦略の次なるステップであり、中核事業を再構築し、効率性を高め、地球科学における産業界のリーダーとしての地位を確立させる数々の先端技術を支えます。
Dammam 7はダーラン・テクノバレーにおいて、stcグループの子会社Solutionsとヒューレット・パッカード・エンタープライズの子会社CRAYと共同開発されました。最大55.4ペタフロップスの計算能力を備え、世界最大級の地球物理学データを処理・画像化します。
Dammam 7と名付けられたこのスーパーコンピューターは、サウジアラビアで最初に発見された油田がその名の由来です。その最先端技術は、探鉱と生産を従来の限界を超えて推し進めます。最新の画像化技術とディープラーニング・アルゴリズムを用いた非常に詳細な3次元地質モデルにより、当社の石油・ガスの発見回収能力を高めつつ、探鉱・開発におけるリスクを軽減します。さらに、従来型・非従来型炭化水素資源探探鉱、開発に関するより適切な意思決定や、生産・資源配分に対する将来的投資判断にも役立ちます。
アラムコ社長兼CEO、アミン・ナセルは、次のように述べています。
stcグループのCEO、ナサール S. アルナサールは、次のように語ります。「スーパーコンピューターDammam 7は、1938年に発見された初の商用油井から名付けられました。当社アップストリーム事業の長期的な発見と回収戦略の一環として、今後数々のブレイクスルーにつながることでしょう。複雑なデータを高速処理するこのテクノロジーは、新たな石油・ガスの発見に繋がり、回収技術を向上させます。これは、エネルギー需要を満たすのに十分な供給量を確保し、さらに生産性を高めつつコストを削減する上で非常に重要です。革新的技術への継続した投資は、当社の長期的成長戦略にとって不可欠です。このたびのDammam 7の運用開始により、生産効率向上と適応力強化に必要な技術への投資計画がさらに一歩前進しました」
「このたび設立されたアラムコのスーパーコンピューター・データセンターは、今後の探鉱分野に新たな境地を開くでしょう。このコンピューターは、デジタル化やデータ品質に非常に大きな影響を与えます。これは、サウジアラビアが将来を見据えて進めるデジタル・トランスフォーメーション戦略に即したものであり、当社は地域の人々とともにDammam 7センター設立に携われたことを誇りに思います」
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