サステナビリティを目指すSPARK、LEEDシルバー認証に輝く

    • 産業都市として世界初のグリーンビルディング認証
    • LEED認証により、SPARKの統合的なサステナビリティへの取り組みを再確認

サルマン国王エナジーパーク(SPARK)は、産業都市として世界初のLeadership in Energy and Environmental Design(LEED)シルバーレベル認証を取得しました。LEED認証とは、グリーンビルディングの国際的な環境性能評価システムであり、省エネや水の効率的利用、CO2排出削減、室内環境の質向上、資源管理、環境への影響と配慮など、主要なサステナビリティ項目全般について、建築物がそれらの条件を満たす設計であるかを評価します。

今回のSPARKのLEED認証は、将来テナントや企業が完全統合型エネルギーコミュニティの一部として自社施設のLEED認証を取得する際に、強力な後ろ盾となります。また、このコミュニティ計画の中核である、SPARKの統合的なサステナビリティへの取り組みを再確認するものです。

SPARKの社長兼CEO、サイーフ S. アルカターニ(Saif S. Al Qahtani)は次のように述べています。「SPARKは、エネルギー、産業、テクノロジーにおいて世界をリードするハブ都市であることを明確に示すとともに、これらの分野における革新者としてのサウジアラビアの国際的地位を確固たるものにしています。今回の認証は、SPARKのCO2排出量削減に向けた取り組みを再確認するものです。LEED認証を取得したコミュニティは、収益性、生産性、労働環境において優れたレベルを確保しており、世界的に高い需要があります。私たちの目標は、エネルギー関連企業が環境への影響を最小限にしつつ成長できるエコシステムを構築することであり、他の産業都市にもぜひSPARKに続いてもらいたいと願っています」

SPARKは、サウジアラビア東部州の中心部という戦略的立地を活かし、地域のエネルギーセクターへの玄関口となることを目指しています。SPARKの最先端技術を駆使したエコシステムにより、他にはない高効率なサプライチェーンが構築され、進出企業にとって「プラグを挿せばすぐに使える」最新設備が整っています。SPARKは、大企業のみならず中小企業(SME)のニーズにも対応するため、SPARK SMEハブを通じてサポートを提供し、SME独自のネットワークを形成しています。主要な人材提供業元が近隣にあり、高速道路・鉄道網へのアクセスも良いため、SMEは合理的かつコスト効率の高い事業運営が可能になります。最終的には300以上の産業、技術、サービス施設が入居する予定で、エネルギー製品やサービスなどバリューチェーン全体の需要に応えます。

今回のLEED 認証は、産業施設、商業施設、居住施設にわたるSPARKの建設に環境への配慮を一貫して行っていくことを確認する重要な一歩です。SPARKは、グリーンテクノロジーやツールによってパーク内の活動が環境にもたらす影響を最小限にできると実証する場であり、LEED認証もその一環です。そうして得られた成果は、石油・ガス分野のみならず、サウジアラビアの企業や人々にとっての指標となるでしょう。

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