スポーツの卓越性を牽引するアラムコの取り組み
初期の砂地ゴルフコースから今日のグローバルパートナーシップに至るまで、スポーツを通じた歩みは、人々のウェルビーイングの向上に取り組む当社の姿勢を象徴しています。

- アラムコは創業初期からスポーツを推進
- 地域スポーツの発展を支援し、才能の育成とアクティブなライフスタイルの促進に努める
- 現在では、主要なスポーツイベントへのスポンサーシップや、モータースポーツおよび主要スポーツリーグとの長期的なパートナーシップを通じて、卓越性の文化を世界規模でさらに発展させることを目指す
アラムコは創業初期より、サウジアラビアおよび事業を展開する世界各地のコミュニティに利益をもたらす機会の創出に努めてきました。良き企業市民として、私たちは事業を行うすべての地域において社会的価値の向上を目指し、地域社会の発展や環境保全に取り組むことで、人々の生活に具体的で前向きな変化をもたらすことを志しています。
その取り組みの一環として、私たちはスポーツの普及を支援しています。スポーツは、個人の精神的・身体的・社会的な健康に良い影響をもたらすことが実証されているためです。

マイアミ・グランプリ2025
サウジアラビアで初のゴルフコースを建設したことから始まり、現在ではフォーミュラ1®をはじめとするモータースポーツや、サッカー、クリケット、バスケットボールといったチームスポーツのスポンサーシップに至るまで、地域レベルから国際レベルに至る幅広い領域で、私たちはスポーツを通じて健康的なライフスタイルを促進することに強い情熱を持ち続けています。
ここからは、アラムコのスポーツへの取り組みがどのように始まったのかを見ていきます。
チャンピオンを育む歩み
アラムコのスポーツとの関わりは1940年代初頭にさかのぼります。当時、ダーランの広大な土地において、従業員たちが9ホールのサンド(砂地)コースを建設し、ゴルフを楽しんでいました。従来の芝生や芝地が利用できなかったため、彼らは工夫を凝らし、砂を固めて滑らかなパッティング面を作り上げていました。

従業員たちがサンドコースでゴルフを楽しむ様子
その後数年間で事業が拡大するにつれ、多くの外国人労働者が家族とともにサウジアラビアに移り住み、専門的な知識や技術だけでなく、スポーツへの情熱ももたらしました。ゴルフの人気が高まる中、私たちはアブカイク、ラスタヌラ、ウダイリヤの石油・ガス田近郊の居住地区において、従業員とその家族のために複数のゴルフコースを整備しました。
こうした取り組みは、従業員の健康促進のみならず、健全なワークライフバランスを育むことも目的としていました。フィールドの上では、人々が共通の目的意識と相互尊重を見いだし、それが職場にも生かされていきました。急速に成長を遂げる企業の中で、スポーツはサウジアラビアの従業員と、さまざまな文化や言語、背景を持って世界各地から集まった人々とを結びつける力となったのです。

サッカーをしている様子
1940年代後半になると、私たちは従業員向けレクリエーションプログラムの中でスポーツを体系的に取り入れ始めました。フットボール(地域によってはサッカーと呼ばれる競技)も、急速に人気を集めるようになりました。1948年には、それまでのカジュアルな試合から一歩進め、審判、ルール、チーム編成を備えたリーグ戦として本格的に展開しました。その後、同様の取り組みを他の競技にも広げ、野球やソフトボール用の球場を整備し、バスケットボールやバレーボールのコートを設置するとともに、コミュニティセンターにはプールやテニスコートも新たに加えました。こうした取り組みにより、スポーツは従業員とその家族の日常生活の一部として定着していきました。試合や大会は交流の場となり、子どもたちも年齢別のチームに参加するようになりました。

従業員がバスケットボールをプレイしている様子
コミュニティ・チャンピオンシップ
会社の成長とともに、従業員にとってより包括的で充実したライフスタイルを支える必要性も高まりました。スポーツはもはや週末の趣味にとどまらず、居住エリアでの生活の中心的な要素となっていきました。
1960年代から1970年代にかけては、レクリエーション部門が大きく発展し、リーグの運営や大会の企画・スケジュール管理、スポーツ施設の運営などを担うようになりました。水泳やラケットボール、ボウリング、トラック競技(ランニング)は、日常生活の一部として定着していきました。

クリケットは、初期の居住地区において親しまれていたスポーツの一つでした
こうした積極的な取り組みの蓄積は、その後の新たな施策の基盤となりました。2021年には、このコミュニティスポーツの伝統をさらに発展させる形で、「アラムコ・スポーツ・チャンピオンシップ(ASC)」を立ち上げました。ASCは、従業員やその家族、退職者、関係者を一つの大会のもとに結びつけることを目指した、複数競技による参加型プラットフォームです。数か月にわたり、アラムコのコミュニティがある14都市で開催され、競技種目も初年度の20種目から2026年には43種目へと拡大しています。従業員やその扶養家族、退職者に加え、障がいのある方々にも開かれた大会となっています。これまで5回の開催を重ねる中で、ASCは社内のウェルネスやエンゲージメントを目的とした取り組みから進化し、健康や帰属意識、企業としての一体感を促進する包摂的なプラットフォームへと成長しています。それは、「人」をすべての中心に据えるという私たちの姿勢を象徴するものでもあります。
レクリエーションから成長の道筋へ
アラムコにおける組織的なスポーツの歩みは、コミュニティの結びつきを育むことを目的としたレクリエーション活動から始まりました。こうした取り組みが成熟するにつれ、継続的なトレーニングや有資格コーチの導入、段階的な競技体系の整備が進み、コミュニティ内で体系的な人材育成への道が開かれていきました。
この発展を端的に示すのが、イースタン・フレイムズ・フットボールクラブです。2006年に東部州で設立された同クラブは、サウジアラビアにおける初期の女子サッカーチームの一つでした。女性や少女にトレーニングや競技の機会を提供する草の根の取り組みとして始まった活動は、やがて国内レベルで競い合えるクラブへと成長しました。2025年には、イースタン・フレイムズはサウジ女子プレミアリーグ(国内トップリーグ)への昇格を果たし、女子サッカーの先駆的存在としての地位を確立しました。さらに、個々の選手のキャリアの発展にも寄与しており、コミュニティに根ざしたプログラムが国内代表への道を切り拓くことを示しています。

ローリングヒルズ・ゴルフクラブでの試合に臨むゴルファーたち
サッカーだけが、私たちのコミュニティが国内代表レベルの人材育成に貢献してきたスポーツではありません。ゴルフもまた、その顕著な例の一つです。
これまで私たちは長年にわたり、ゴルフトーナメントやリーグ戦、交流イベントを開催してきましたが、2022年には新たな節目を迎えました。初のプロツアー大会「アラムコ・インビテーショナル」を開催し、40か国から100名のゴルファーをダーラン・ヒルズ・ゴルフコースに迎えました。同コースは、ダーランの居住地区内に位置する18ホールのゴルフコースです。
この大会は、1949年にアラムコによって設立され、サウジアラビア初のゴルフクラブであるローリングヒルズ・ゴルフクラブ(RHGC)との連携により開催されました。
スポーツを次のステージへ
現在、私たちはこれまで培ってきたスポーツへの深い関わりの伝統を、目的意識を持ったグローバルなパートナーシップと融合させています。これらのパートナーシップは、当社の事業に関する世界的な認知向上、新たな市場への進出、そして持続的成長に必要な投資関係の構築に寄与しています。さらに重要なのは、スポーツを通じて、そこに生まれるエネルギーや情熱、イノベーション、そしてコミュニティの連帯感を支える積極的な役割を果たすことを目指している点です。
現代のスポーツポートフォリオは、この伝統の証であり、以下を含みます:






