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Aramco

アラムコSTEAMチャレンジ

アラムコは、教育がより良い未来を作る力になると信じています

次世代教育への取り組み:アラムコSTEAMチャレンジ

アラムコは、教育がより良い未来を作る力になると信じています。社会貢献と地域社会発展へのコミットメントの一環として、アラムコ・アジア・ジャパン(以下AAJ)は、NPO法人みんなのコードと提携し、「Aramco STEAMチャレンジ」を支援しています。この取り組みは、日本全国の中学校・高等学校におけるSTEAM(科学、技術、工学、芸術、数学)教育の教材不足の解消を目的としています。

キックオフセレモニーに参加した町田市立南成瀬中学校の生徒の皆さんと、AAJ代表Abdullah Jastaniah(後列左から3番目)、NPO法人みんなのコードの代表利根川氏(後列一番右)

全国5,000人の生徒に力を

 当社は、体験型学習の重要性を認識しており、「アラムコSTEAM チャレンジ」を通じ全国の中学校、高校から選抜された40校の生徒5,000人に、好奇心と創造性を育むSTEAM教材を提供します。通常プログラミングの授業はPC画面上で完結することが多く、実際に生徒たちが作成したプログラムが、モノを通してどのように動作するのかを体験する機会が不足しています。そこで、本プロジェクトは、教材を活用した授業を通し、生徒の知識を深め、実社会の問題に取り組むための準備として、将来の問題解決能力を養うための重要なスキルを習得します。

「アラムコSTEAMチャレンジ」をサポートしてくださるNPO法人みんなのコードの利根川代表(右)とAAJ代表Abdullah Jastaniah(左)

教師の皆様への支援と多様性の促進

教師が直面する課題から、私たちは選抜枠の20%を女性教師の支援に、10%を新任教師の支援に充てています。この取り組みは、テクノロジー分野における男女比の不均衡を是正し、経験の浅い教師の活躍の機会を提供することを目指しています。参加した教師の皆様からのフィードバックでは、この支援が実践的なSTEAM教育を教室にもたらす上で大きな影響を与えていることを示しています。

「アラムコSTEAMチャレンジ」で5,000人の中高生に配布するSTEAM教材

ハードウェアを通じた実践的な学習

7月に開催されたキックオフセレモニーでは、生徒たちは模擬授業に参加し、学びを実践に移すプロジェクトに取り組みました。生徒たちは、水分センサーを使用した植物工場を製作し、サーボモーターで自動的に開く箱を作成しました。生徒たちはこれまでにScratchを使用してプログラミングを行ってきましたが、センサーやアクチュエーターのプログラミングは初めての経験でした。実践的なアプローチは、生徒たちのテクノロジーに対する理解を深めるだけでなく、日常生活や地域社会を改善する新しい方法を探究する意欲をかき立てました。

生徒の皆さんと一緒に、STEAM教材を活用した授業に参加するAAJ代表

未来への共有ビジョン

AAJの代表取締社長であるアブドゥラ・A・ジャスタニアは次世代の育成の重要性を強調し、「私たちは、教育の力がより良い未来を形作るを信じています。私たちの目標は、未来のイノベーターを育成することです。共に新たな挑戦を受け入れ、明るい未来を築きましょう」と述べました。このビジョンは、テクノロジー教育を誰もが利用でき、楽しめるものにするという「みんなのコード」のミッションと完全に一致しています。これらは、私たちが長期的な目標を達成するための基本的な戦略的優先事項です。

「アラムコSTEAM チャレンジ」を通じて、AAJは学生の即時的な教育ニーズに応えるだけでなく、熟練した革新的な労働力の長期にわたる育成にも投資しています。この取り組みがもたらす前向きな変化を心待ちにし、今後も教育と地域社会の発展を支援してまいります。

 

教材を活用した授業の様子