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Aramco

アラムコについて

より持続可能な世界に向けたエネルギーの安全保障

アラムコは世界最大の総合エネルギー・化学企業の一社です。グローバルなビジネス活動を推進し、日常生活を向上させるために、炭化水素チェーン全体を通じて価値を創出しています。私たちが提供するエネルギーを必要とする世界中の人々やコミュニティに対し、社会的、そして経済的利益を提供しています。

私たちはエネルギー移行において主導的な役割を果たすことをに力を注いでいます。世界のネットゼロ経済の実現に貢献することを私たちの責任と考え、全社員が一丸となって世界の持続可能性に関する様々な課題の解決に懸命に取り組んでいます。

お客様にとっては信頼されるサプライヤーであること。株主の皆様に対しては長期的な価値創造を提供すること。そして世界中のコミュニティに対しては、安定的に手頃な価格で、かつより持続可能なエネルギーを提供することを目指しています。

私たちの視点

エネルギーは生活を変革し、地域を活性化し、人類の発展を促進します。

世界の人口は今後25年間で20億人も増加すると予測されており、高まる需要を満たすにはさらにエネルギーが必要となります。従来型と代替の両方を含む、あらゆるエネルギー源を利用しなければなりません。代替エネルギーも着実に開発が進んでいるとはいえ、それだけで将来の需要を賄うには十分ではありません。低排出型の世界経済へ移行する過程でも、世界のエネルギー需要の大部分を満たすのは、当面炭化水素であると考えられます。

アラムコは、エネルギー効率化を進め、エミッションに関わる世界的課題に積極的に取り組んでいます。世界最大の総合石油・ガス企業の一社として、当社こそがこの問題の全面的解決に向け最適な役割を果たせると考えています。

移動発生源と固定発生源両方のエミッションを減らす私たちの技術の効果はすでに実証されています。さらにCO2を回収して産業用製品や製造用原料として利用し、経済成長と雇用創出にも貢献しています。

人々の暮らしを向上させる、安心かつさらなる持続可能なエネルギー製品を提供するため、アラムコは今後も全力で取り組んで参ります。

数字で見るアラムコ

92年 に及ぶ歴史

2025年、アラムコは、サウジアラビアの膨大な炭化水素資源の管理者としての長年の役割から始まり、探鉱、発見、革新へと繋ぎ、92年目を迎えました。

従業員総数75,000人以上

当社の優秀な社員は、やりがいのある専門性の高い仕事に魅力を感じています。

2,500億バレルの原油

アラムコはサウジアラビア独自の炭化水素埋蔵量を管理し、生産を最適化して長期的な価値を高めています。

私たちが目指す未来

アラムコは真の探求者です。私たちは新たな領域を開拓し、直面する大きな課題に取り組みます。それを支えるのは目標達成への強い決意であり、その精神のもと、当社は世界をリードする総合エネルギー・化学企業の一社となりました。

当社は今後も優れた業績を維持するため、より大きな価値を生み出し、組織の対応力を強化し、継続的な成長を実現します。そしてより良い未来のため技術ソリューションの開発にも注力します。

また、今後10年間も引き続きアップストリーム事業への大規模な投資を行います。この戦略的投資によって、当社の石油分野における優位性を高め、持続可能な最大生産能力を維持し、在来型・非在来型のガス資源の発見や開発にフォーカスした探鉱・生産プログラムを実施することが可能となります。

ダウンストリームでは、非原油事業の拡大と、アップストリーム事業とのさらなる統合を進めています。当社は、製品の多様化とグローバルな統合は、ポートフォリオ強化と新たな収益源確保につながると考えています。

7割の株式を保有するSABICにより、当社のダウンストリームにおける成長戦略を加速し、化学品事業の基盤の強化を図り、さらには近い将来石油の需要が最も急増すると見込まれている石油化学産業において継続した成長と価値創造を実現します。

また、資本効率を高める様々な方策によって、資本コストの低下と生産性の向上を図り、多様な事業計画における財務健全性を維持します。そして、コスト構造分析により、大幅な業務効率化とコスト競争力の強化を目指しながら安全性や果たすべき環境マネジメントにも重点を置いています。

大型プロジェクトのエンジニアリングから、業界に変化をもたらす技術の創出、革新的な新製品の発売に至るまで、私たちは常に資源から生み出される長期的で前向きな影響を最大化することで、成功を追求し続けています。

アラムコの沿革

探求心がつないだ歴史

たった数名の勇敢な探求者たちが切り開いたアラムコの歴史。それは1930年代初頭、サウジアラビアの砂漠から始まりました。

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Financial statements and key reports(英語)

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年次レポート2024

March 04, 2025

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