行動指針

ガバナンス

私たちは常に企業、社員、人としての行動を問われます。

それらの行動はすべて、当社の企業としての価値観、すなわちエクセレンス、セーフティ、インテグリティ、シチズンシップ、アカウンタビリティに基づいています。こうした価値観や健全なビジネス慣習によって、ハイレベルなパフォーマンスと効率性を常に実現し、当社のみならず、顧客やパートナー、事業を展開する地域にとっての価値を生み出しています。

エクセレンス(卓越性)

サウジアラムコにおいて、エクセレンスはビジネスのあらゆる側面と結びついています。エクセレンスとは、個人そして集団として、自分たちの仕事に最善を尽くすことです。当社は常に最良の結果を目指し、新たな課題にも柔軟に対応します。
また、企業としてエクセレンスを追求すべく、高い目標を設定し、優れた業績を評価し、人材開発に力を入れ、イノベーションやクリエイティビティ、考え方の多様性を推奨し、かつチームワークやオープンなコミュニケーションを育みます。

セーフティ(安全性)

安全は、サウジアラムコの企業文化にとって不可欠な要素です。当社は、すべての社員に配慮した、安全な職場環境を提供するため、現場や事業所内では適切な安全基準や安全策を設けています。
当社は、安全とは、自身を守ること、他者を守ること、そして私たちの未来を守ることであると考えています。

インテグリティ(誠実さ)

サウジアラムコがビジネスにおいて誠実であるためには、社員が倫理観を持って日々の業務に取り組むことが必要です。企業にとって誠実さは大切な要素であり、会社の評価を得るためには、社員それぞれの誠実さが求められます。
当社は、社員に敬意を持って平等に扱い、多様性を歓迎し、違いを受け入れる一方で、不正行為には厳しく対処します。

シチズンシップ(社会の一員としての責務)

世界のどの場所においても、事業を展開していくには良き企業市民としての信頼を得ること、そして地域にプラスの影響をもたらすことが大切です。日本に拠点を置くグローバル企業として、当社はこの役割を大変重要だと考えています。
当社にとってシチズンシップとは、経済の発展を促進し、社会的役割を遂行し、地域を支援し、顧客やパートナーとの確かな関係を構築するロールモデルになることです。

アカウンタビリティ(説明責任)

サウジアラムコにとってアカウンタビリティとは、企業目標の達成を目指す上で、すべての社員が自らの行動に責任を負うことを意味します。当社では、包括的な経営目標を達成するため、CEO兼社長が事業分野ごとの中長期目標を定め、会社全体で共有します。
社員は役割ごとに権限を付与し、業務を確実に遂行すると同時に、相互で建設的なフィードバックを行っています。